オリーブオイルといえば、パスタやピザ、それにサラダにドレッシングとしてかけたり、マリネで和えたり、またワインのお供にオリーブの実をそのまま食べたりと、日本でも一般的な食材になってきました。実はオリーブは美味しいだけではなくて栄養素の宝庫だということをご存じでしょうか?
オリーブの主な6つの栄養素
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用のある成分として知られています。人の体内にある脂質は時間が経つと酸化してしまいます。これは体のサビのようなもので、あらゆる老化現象に繋がってしまうのです。ビタミンEはその酸化を食い止めてくれます。
オレイン酸
血液中には善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあり、善玉は血液をサラサラに悪玉はドロドロにしてしまいます。オレイン酸は悪玉コレステロールを下げる効果がありますので、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中という、血液ドロドロが原因で起こる生活習慣病の予防に一役買うのです。
βカロテン
緑黄色野菜に多く含まれるβカロテン。摂取すると体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の潤いを守ります。体の成長を促す働きもあり、特に成長期の子供には欠かすことのできない成分です。また目の神経にも良いとされ、免疫力アップも期待できます。
カルシウム
オリーブにはカルシウムもたっぷり。骨や歯の主成分となるカルシウムは不足すると骨がもろくなっていきますので、年配者はたっぷり摂る必要があります。また育ち盛りの子供にも非常に大切な成分です。
ポリフェノール
赤ワインやブルーベリーで知られるポリフェノールは、実はオリーブにもたっぷり入っています。ビタミンE同様、体をサビつかせる活性酸素の動きをとめる抗酸化作用があります。
食物繊維
スムーズなお通じに必要不可欠な食物繊維。オリーブを摂ることで豊富な食物繊維が頑固な便通を改善してくれます。
毎日たっぷり摂りたい栄養オイル
このようにオリーブの実には、健康と美容に嬉しい栄養素が詰まっているのです。毎日の食事にオリーブを上手く取り入れて、健やかに過ごしてください。