オリーブオイルの抗酸化作用
オリーブオイルの主成分はオレイン酸という脂肪酸であり、オメガ9系の油です。オメガ9系の油には酸化しにくいという特徴があります。そしてこの抗酸化作用には、がんや生活習慣病を予防する効果が期待できるのです。活性酵素が細胞にダメージを与えることでさまざまな病気の原因となるので、積極的にオリーブオイルを摂取しましょう。体内で不足することのあるオメガ9系だけでなく、体内では生成されないオメガ3系などの脂肪酸も摂取することができます。
さらにオリーブオイルには、ポリフェノールも含まれています。ポリフェノールにも抗酸化作用があり、血管系の病気を予防する効果が期待できますが、体内では蓄積できない成分なので食事で摂取しましょう。
ただし、オリーブオイルが油であるということは忘れないでください。カロリーも他の油と変わらないので、大量に摂取すればよいというわけではありません。無理に取り入れるのではなく、適量を継続することが大切です。
オリーブオイルは腸活にもおすすめ
オリーブオイルには、腸内環境を改善する効果も期待できます。オレイン酸が腸を刺激し排便を促すためです。さらに食物繊維も含まれているため便の硬さを調整し、便秘予防によいとされています。納豆などの発酵食品やフルーツとの組み合わせもおすすめです。
オリーブオイルの摂取方法
健康に関してさまざまなメリットがあるオリーブオイルを食事に取り入れる方法はさまざまです。まず一般的に考えられる摂取方法は、料理に使用することです。いつもサラダ油などを使っている場合は、オリーブオイルに置き換えてみましょう。そうすることで自然に摂取できます。料理が好きな方にもおすすめの方法です。
さらに、そのままかけて取り入れる方法もあります。ドレッシング代わりとして、サラダにかけましょう。オリーブオイルに塩を少し足してパンに付けるのもおすすめです。美味しくオリーブオイルを摂取して、健康的な食事を目指しましょう。