タプナードペーストとは
南仏料理などで多用されるタプナード。これはオリーブを基調としたペーストで、お酒のあてや食事の時に用いられます。美容面としてはオリーブの実の繊維質や木の実の不飽和脂肪酸、ビタミンE類が豊富に摂取できるメリットがあります。また、今回の材料となる黒オリーブやアンチョビは塩漬けの工程で発酵する発酵食品なので、乳酸菌なども摂取できるのもうれしいところです。
「ペーストづくりは難しそう」としり込みされる人も見られますが、材料とフードプロセッサーがあればすぐに完成します。思い立ったときに作れるところも魅力的です。
タプナードペーストの作り方
【材料】作りやすい量
オリーブ(塩漬け・種なし) 50グラム
エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1
アンチョビ 10グラム (混ざりにくいので、フィレならあらかじめ刻んでおく)
ケイパー 大さじ1弱
松の実 5グラム
にんにく 1かけ
黒コショウ 少々
【作り方】
材料をすべてフードプロセッサーに入れ、ペースト状になるまでかくはんする。
好みで粉チーズやバジルの葉を混ぜてもよいが、バジルの葉やチーズの風味が苦手な人は避けてもよい。
渋みが欲しければグリーンオリーブを使い、フルーティーさを重視したい場合ブラックオリーブを使う。
おいしい食べ方
オリーブオイルを含ませ、こんがり焼いたバゲットの上にタプナードを乗せるといった食べ方が基本です。パスタソースに使う、白身魚を焼くときに添えるといった使い方もおすすめです。
崩したゆで卵とタプナードを混ぜてサンドイッチのフィリングにするときには、たっぷりのベビーリーフを添えて彩りよく仕上げましょう。
クリームチーズやリコッタチーズとタプナードを混ぜて、パンケーキに添えると朝食やブランチに最適です。
ただし、塩漬けのオリーブやアンチョビは思った以上に塩分が高い難点があります。辛口のお酒と高相性ですが、食べすぎは美容面でもマイナスになるため避けましょう。