サバの水煮×オリーブオイルがおすすめ
血圧を下げる効果やコレステロール値の改善が見込めるサバの水煮。缶詰で気軽に購入できるので、ストック食材としても知られています。生活習慣病の予防を食生活から見直したい場合は、おいしく食べて少しずつ改善できる「サバの水煮とパスタ」を組み合わせてはいかがでしょうか。オリーブオイルを使うことで、さっぱりと食べられます。サバ水煮缶詰特有の生臭さが苦手という人も、加熱することでそのデメリットを打ち消せます。
サバ水煮を使った簡単パスタの作り方
【材料】2人分
パスタ(乾麺) 200グラム
サバの缶詰 1缶 (汁ごとほぐしておく)
オリーブオイル 大さじ2杯
レモン汁 大さじ1杯
塩コショウ 適宜
輪切り唐辛子 少々
にんにく 2かけ(みじん切りにしておく)
【作り方】
1.パスタは袋に記載のゆで方どおりに規定の時間ゆでる
2.鍋にオリーブオイル、唐辛子、ニンニクを入れ火にかける
3.(2)の香りが立ったら、ほぐしたサバの缶詰を入れて炒める
4.パスタがゆであがったら、お湯を切り(3)にいれて絡める
5.塩コショウで味を調え、仕上げにレモン汁をかけて完成
6.好みで大葉のせん切りやゴマを和えるのもおすすめです。
サバの健康効果
サバには、オリーブオイルのオレイン酸とならぶ、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)という二つの不飽和脂肪酸が含まれています。体の酸化を防ぐことでも知られており、体内に増えると心疾患や脳卒中の原因につながる悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
また、DHAには「記憶力を維持する」効果があることも知られています。いつまでも記憶力を保ちたいと考える人におすすめです。缶詰の煮汁にもこれらの成分がたっぷり溶け込んでいるので、汁ごと使いましょう。
オリーブオイルやパスタというと洋風の食材なので高齢者が敬遠しがちですが、サバの水煮と合わせることによって食べやすくなります。色合いが茶色になりがちなので、唐辛子の赤や大葉の緑、レモンの飾り切りの黄色などをプラスして見栄えの工夫もしてみましょう。