簡単に作れるイカの炒め物
いかの旬の時期が来たら是非チャレンジしてほしいのがイカの炒め物です。下ごしらえは若干手間ですが、アンチョビなどと合わせると風味豊かなおかずができあがります。健康効果を狙うためには、オリーブオイルで炒めるのがコツ。唐辛子でピリっと辛めに仕上げるため、お酒のつまみにも最適です。
ここでは、いかのワタも使って炒め物を作ります。アンチョビと合わせるとコクが相まってお酒やごはんが進むおかずになりますよ。
イカのアンチョビ炒めの作り方
【材料】作りやすい分量
生イカ 1ハイ
ニンニク 2かけ（みじん切りにする）
唐辛子（輪切り） 1本分
アンチョビペースト 10グラム
白ワイン（辛口） 大さじ2杯
アサツキ 1束（なければ 小松菜などでも可）
オリーブオイル 大さじ2杯
【作り方】
1.生イカはワタを抜き、胴と足に分ける。骨と墨袋は取り除き、胴と足を大きめに切っておく。水っぽい場合はキッチンペーパーで拭いておく
2.フライパンにオリーブオイルとニンニク、唐辛子を入れ加熱する。香りが立ったらアンチョビペーストを入れ、オリーブオイルに溶かすように炒める
3.イカを入れ、軽く炒める。若干火が通ってきたところで、イカのワタと白ワインを入れる。被膜をつぶすように炒めながら、イカにまぶす
4.食べやすい大きさに切ったアサツキを入れて火を通したら完成。塩で味を調えてもよい
5.飾りにオリーブのスライスや刻んだパセリを散らしてもよい
イカの健康効果
コレステロール値が高まる食材として、かつては敬遠されてきたイカですが、このところでは生活習慣病の予防や改善が期待できる食材として注目されるようになりました。その成分の一つが「タウリン」です。タウリンは肝臓の働きを支える成分で、疲れを回復するほか肝機能を高める効果が見られます。
イカのワタに含まれる油分にも、これらの健康効果が認められます。DHAやEPAといった不飽和脂肪酸が含まれており、ワタ特有のコクを楽しみながら健康を意識できます。
オリーブオイルのポリフェノールやオレイン酸と合わせて摂取することで、さらに肝臓の機能のサポート力が高まります。
