近年、特に中高年で突然死が増えており、その数は年間8-10万ともいわれています。
突然死の原因の多くは、動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中などの疾患によるもの。つまり血管が詰まったり、破れたりすることで突然死は引き起こされるのです。
年をとっても健康的な血管をキープしたいものですが、それには日頃の心掛けが大切です。
オリーブオイルは悪玉コレステロールを下げる
そもそも血管が詰まるのは、血液がドロドロになるからです。ではなぜドロドロになるのかというと、悪玉コレステロールが増えることが原因です。
そこでオリーブオイルです。オリーブオイルの7割はオレイン酸という不飽和脂肪酸からできており、このオレイン酸は「悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは減らさない」という嬉しい働きがあるのです。
不飽和脂肪酸は体内では作り出すことができないため、毎日の食事から地道に摂り続ける必要があります。オリーブオイルなら、調理油として使うことで血管に良いオレイン酸だけを集中的に摂取することができます。
高血圧を下げる効果も
悪玉コレステロールが少なくなることで、血液はドロドロからサラサラの状態になり、血管をスムーズに流れます。血のめぐりが良くなれば血圧も下がります。オリーブオイルにはポリフェノールとビタミンEも含まれていて、これらも血圧を下げる効果があると言われていますので、高血圧でお悩みの方に必要な3つの成分をいっきにとることができるのです。
まとめ
油というと、体に、特にコレステロールが高めの人には良くないイメージがありますが、オリーブオイルの場合は逆です。悪玉コレステロールを減らし、血圧を下げてくれる、まさに健康油なのです。
生活習慣病の予防は、その名のとおり生活習慣の改善が大切です。食生活を大幅に変えることはなかなか難しいですが、オリーブオイルなら調理油を変えるだけで簡単に始めることができます。
これから先も健康に暮らすために、オリーブオイルで今から生活習慣を改善しましょう。