オリーブはどこで育てる？
オリーブはスペインやイタリアなどのヨーロッパで主に生産されている植物ですが、日本でも育てることができます。本来のオリーブは7～8メートルほどに育ちますが、観賞用のものは1～2メートルほどにしかならないので自宅でも育てられるでしょう。庭に植えたり鉢植えで楽しんだりすることが一般的です。
オリーブは基本的に寒い場所が苦手です。冬場、気温がマイナス5度以下になるようなところで育てる場合は室内に置きましょう。ただしエアコンやストーブの温風が直接当たる場所は避けてください。また日向を好む植物なので、基本的には日当たりのよいベランダや庭などが適しています。冬場室内に入れる場合でも、年間を通して日光が十分に当たる場所に置きましょう。
ただし、花や実も楽しみたい場合はある程度の寒さも必要です。0度くらいの寒さにも当てましょう。またオリーブは根をあまり深く張らないないので、強風によって倒れる恐れがあります。風がよく当たる場所は避けてください。
オリーブを育てるのに適した土と水やり
オリーブを育てるときは水はけのよい土を使いましょう。湿気が苦手なので、乾燥した土壌が適しています。なお、庭などで地植えする場合は雨水で水分補給ができます。ただし、夏から秋にかけてとても乾燥する時期には水やりを行ってください。鉢植えで育てる場合は、表面が乾いてきたタイミングで水をやりましょう。なるべく午前中に、たっぷりと水やりすることがポイントです。完全に乾いてしまうと成長が止まる可能性があるので、様子を見ながら行ってください。
オリーブの実はいつごろ収穫できる？
オリーブの実は一般的に、10月から11月にかけて収穫できます。実の生長が止まって色が薄くなってきたら収穫しましょう。十分な歯ごたえを楽しみたい場合は緑色の時に、柔らかい食感を楽しみたい場合は紫色になるまで待って収穫してください。なお、搾ってオリーブオイルを採りたい場合は完熟して黒色になるまで待ちましょう。
