タプナードソースは、南フランスのプロヴァンス地方で親しまれているペーストのことです。オリーブの実を中心に、アンチョビやにんにくなどを加えて作ります。作り方の工程も簡単なので、是非挑戦してみてください。
材料
・種つき黒オリーブ 170g
・ケッパー 70g
・アンチョビ 50g
・オリーブオイル 大さじ3
・レモン 2分の1個
オリーブ香るタプナードソースの作り方
1.黒オリーブを1つ1つ、コップの底など平らなもので潰し、種を取り除きます。オリーブは種なしのものもありますが、今回は味を落とさないために種ありを使用します。
2.全ての黒オリーブから種を取り除いたら、フードプロセッサーに黒オリーブ、ケッパー、アンチョビを入れ、上からレモンを絞ってレモン汁を加え、撹拌させます。
3.フードプロセッサーを回しながら、オリーブオイルを数回に分け、よく撹拌させます。このオリーブオイルを数回に分けて入れる作業が美味しいタプナードをつくるポイントです。
4.オリーブオイルをすべて入れ終わったら、黒オリーブが好みの細かさになるまで、フードプロセッサーを回して完成です。
タプナードの美味しい食べ方
タプナードはパンやパスタと食べても美味しいですが、お肉や魚介との相性もとてもいいのが特徴です。
おすすめは、サンマとタプナードのオーブン焼きというレシピです。作り方は簡単で、まず3枚おろしにしたサンマの両面に塩コショウをふり、1枚1枚表面にタプナードソースを塗っていきます。次に、ミニトマト1個をサンマ1枚でクルッと巻き、爪楊枝で固定します。そして、耐熱皿に巻いたサンマとトマトを並べ、オリーブオイルをまんべんなくかけたら、オーブンで25分で焼いて完成です。
サンマとタプナードが合わさった濃厚な味わいと、ミニトマトの酸味がベストマッチの美味しいオーブン料理です。ワインにもとってもよく合うので、おつまみにもぴったりです。ちょっとしたおもてなし料理にも大活躍なので、タプナードを作った際には是非挑戦してみてください。
