オリーブオイルの摂取目安
オリーブオイルを摂取すると健康によいといわれていますが、脂肪酸が含まれているので、摂取し過ぎは体によくありません。10グラム程度の摂取でも100キロカロリー近くのエネルギーが含まれているので、摂取のし過ぎは当然カロリーオーバーのリスクもはらんでいます。
どんな食事にもオリーブオイルをかけると風味が上がると考えられていますが、食事にプラスする場合はティースプーン半量程度にとどめておくとよいでしょう。
1日に摂取すべきオリーブオイルは、大さじ1杯程度を上限と考えることが大切です。オリーブオイルだけで健康増進を目指すのではなく、オリーブオイルと一緒に食べることで栄養素の吸収が高くなる食材などを組み合わせることをおすすめします。
オリーブオイルの使用期限は？
オリーブオイルは、酸化を防ぐビタミンE（トコフェノール）や不飽和脂肪酸が含まれているから、使用期限は長いのでは？と思う人もいることでしょう。オリーブオイルは「オイル（油）」と名目こそついていますが、オリーブの果実を種ごとつぶしたジュースと同じ位置づけです。空気に触れると酸化が進みます。
オリーブオイルの場合は、瓶詰されてから未開封の状態では12ヶ月～18ヶ月が使用期限の目安としています。オイルを加熱せず生食をする場合、1ヶ月程度で使い切ることをおすすめします。炒め油などの目的で加熱をする場合は3ヶ月以内に使い切るとよいでしょう。
オリーブオイルは酸化が進むと粘度が高くなるほか、臭いが強くなることがあります。このような場合は、賞味期限内でも使用はせず処分しましょう。
購入する際の選び方
スーパーのオリーブオイルコーナーを見ると、いろいろな産地やオイルの種類が販売されています。味や香りなどその人それぞれの好みがありますが、製造日ができるだけ新しいものをえらびます。またオリーブオイルは光に弱い性質を持っています。遮光瓶に入ったオイルがほとんどですが、緑や黒、茶色といったできるだけ濃い色の瓶に入ったものを選んでください。
