オリーブオイルとレモンには肝機能を改善する効果が
最近食欲が落ちてきた、身体がだるいなどの症状は続いていませんか？その症状が続いている場合、たとえアルコールを摂取していなくても、肝機能が低下している可能性があります。薬の摂取やストレス、肥満などの様々な要因でも肝機能は悪くなるからです。症状に気づいた時には改善するのは容易ではなくなり、健康体に戻れなくなる可能性もあります。
肝臓は「沈黙の臓器」といわれています。初期の段階では痛みなどの分かりやすい症状が出ず、症状が進行する頃に気づくことが多いことから、この名がつきました。肝機能の低下は血液検査をして初めて分かるため、医師から肝機能障害などの病名を告げられて慌てたという方も多いようです。
そんな肝機能を改善する効果が期待できるのが、オリーブオイルです。さらにレモンも一緒に摂取することで、更なる効果アップを狙えます。
肝機能が低下したらどうなるのか
肝臓は、お腹にある臓器の中では最も大きなものです。機能としては、食物から摂取したタンパク質や糖質などを体内で消化しやすく変化させてくれます。
また、それだけでなく一時的に栄養分を貯めておけて、エネルギーが必要になれば供給もしてくれるほか、アルコールなど、人体にとっての有害物質をデトックスする作用もあります。肝機能が低下すると、肝硬変や肝臓がんの発症率が高まる危険性も。肝臓は私たちが生きていくために不可欠な臓器といえます。
オリーブとレモンの力で肝機能低下を防ごう
オリーブオイルには、肝臓をデトックスする作用があるとされています。体に残った老廃物を体外に排出し、中性脂肪やコレステロール値を下げてくれるのです。一方、レモンはクエン酸が肝臓の細胞の代謝を助け、内部をクリーンにしてくれます。そのため肝臓の機能が活性化します。
摂取方法は毎日朝食30分前に、大さじ1/2杯のオリーブオイルと、大さじ1/2杯のレモンのしぼり汁を合わせたものを飲むだけです。このとき注意してほしいのは、飲むのは1日1回だけにするということです。飲み過ぎは体に良くありません。適量を飲み続けることにより、肝機能の改善が目指せます。
