口臭の原因
毎日歯磨きをしているにもかかわらず口臭が気になるという場合があります。口臭の大きな原因としては歯周病が挙げられます。歯槽膿漏や歯肉炎などが主な症状で、その原因は口内細菌のバランスが崩れたことに起因すると考えられています。歯周病は治療を怠ると、出血がひどくなるほか、歯茎がやせてしまい歯が抜けるといった、思わぬダメージにつながることもありますので、中高年世代に突入する前にケアを行うことをおすすめします。
定期的に歯医者に行き、クリーニングを依頼するなどのケアは必要です。また、歯周病や口臭に負けない口腔内環境を整えるために、オリーブオイルが役に立つといわれています。
オリーブオイルで口臭が予防できる理由
オリーブオイルで口臭が予防できるといわれています。この理由として、オリーブオイルに含まれる「オレイン酸」という一価不飽和脂肪酸「オレウロペイン」「フラボノイド」という抗酸化成分(ポリフェノール)が挙げられます。
オレイン酸は抗炎症成分ともいわれており、口の中の炎症をやさしく抑えてくれる働きがあります。また、ポリフェノール成分も同様、炎症を進行させる活性酸素などを除去し口腔内環境を整えてくれる働きを持っています。これらの相乗効果で口臭を少なくする効果が表れるのです。
オリーブオイルは医薬品ではないので、完全に歯周病や口臭をなくすことはできませんが、オリーブオイルでうがいをすることで、細菌を減らし、歯垢を落としやすくする効果が出るので、結果口臭が気にならなくなるというメリットが生まれます。
オリーブオイルうがいの仕方
エキストラバージンオリーブオイルを大さじ1杯口に含みます。勢いをつけて口の中をすすぎます。オリーブオイルで口をすすぐ時間は3分程度。イメージとして歯の間をオリーブオイルがすり抜けていくような感覚で勢いよく口を動かしましょう。
十分にすすいだ後は、ティッシュなどにオリーブオイルを吐き出し、排水溝に影響を与えないようにしましょう。あとはいつも通りに歯磨きをするだけです。口腔内に油分が残っていると、油分が酸化し虫歯の原因につながるので十分にすすぎましょう。