1.2種類のオリーブオイルの違い
オリーブオイルは美容専用と食用がありますが、同じオリーブオイルなのに違いはどのようなところにあるのでしょうか。スーパーなどで親しみのある食用として用いられるオリーブオイルは、オリーブの実を絞ってできたものです。オリーブの素材や味を感じることができます。オリーブのジュースのようなイメージなので果肉は取り除かれている場合が多いですが、全てをろ過しているとは限りません。食用のオリーブオイルに含まれる栄養素の中には、肌に刺激となる成分も含まれる可能性があります。しかし、天然成分が肌に合うことで良い効果を得られることもあります。
美容オリーブオイルは、食用のオイルと比較して肌に刺激がかかる成分を極力のぞいており、肌に良い成分だけを残していることが特徴です。そのため、オリーブオイルの香りも食用より少なく感じられます。また、肌に直接つけるオイルなので酸化しにくいボトルを採用しており、クレンジング、スキンケアの目的に合わせて調合しているので、肌への効果をより発揮してくれます。肌トラブルが多い方や敏感肌の方は美容のオリーブオイルを使用することをおすすめします。
3.食べてもスキンケアにも良い！オレイン酸とは？
食用と美容のオリーブオイルにはオレイン酸が豊富に含まれています。オリーブオイルにとって、オレイン酸が栄養のポイントになってきます。スキンケアのオレイン酸の効果は、人の肌の皮脂と似ている成分なので肌につけた際の馴染みが良く、刺激が少ないということです。べたつきにくく、保湿用のオイルとしても効果的でしょう。食用でのオレイン酸の効果は、抗酸化作用があるためエイジングケアが期待できます。その他に血中の悪玉コレステロールを下げる効果があるので、中性脂肪の蓄積を抑える働きが期待できるでしょう。オリーブオイルを美容と食用で摂取することで、身体の中から綺麗を目指すことができます。
